ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第28回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第28回「自己暗示の上手な使い方」についてご紹介いたします。

7、1のものを100に見せる錯覚心理術

・値段の端数を8にすればお得品だと思わせられる
⇒端数を8にするだけで無意識のうちにお客様に良いイメージを植え付けることができる

・小さい数字を大きい数字に表現しなおすことで大きく見せられる
⇒タウリン1gよりも1000mgの方にお客様は手を伸ばす。9割的中よりも90%的中。

・商品は何かで例えると実物以上の良いものに見える
⇒例えば○○のように…と例え話を頻繁に持ち出して

・偉い人の言葉を借りると人は思った以上に動く
⇒権威や専門家の発言を切り取って、自分を正当化する材料にする場面も

・いい部分、得意分野が一つあるとそれ以外がよく見えるハロー効果
⇒自分の得意分野をまずは一つ磨いて

・身体を大きく見せればデキる人に見える
⇒ヒールや姿勢をよくすることで、少しでも身長を高く見せるといい

・黄色いものをワンポイントで身につけているとお客様が秘密を話してくれる
⇒黄色のコミュニケーションカラーを活用して淀みのない交流を

・グレーの服を着ればお客様のいらだちを静められる
⇒周囲を引き立て自分は埋もれるグレーは謝罪の必須ツール

・相手から見て右側に陣取ることですごい人だと思われる
⇒常に相手の右側をとることを意識して。心理的に優位に立てるはず

・鑑定中、会話に詰まったら間をとることで話が上手い人と思われる
⇒3秒くらいは大丈夫。聞き手の注目を一身に集められる

・大きな嘘は小さな嘘を積み重ねればバレない
⇒嘘も方便。お客様を喜ばせるシーンでは目先のことに注目させて

・褒めるときは当地方を使うと、社交辞令だとバレない
⇒本当にお会いできてよかったです<お会いできてよかったです!本当に

・会話に自信がないなら、営業や交渉は食事中に行うが吉
⇒食の快感を、話の会館へと変化させて

8、自己暗示で勝ち組になる心理術

・自信を持たせてあげることで運気が上がるプラシーボ効果
⇒お客様の鑑定に根拠はいりません。とにかく自信をつけてあげることが一番です

・心を強くするには身体の健康が大切
⇒身体を鍛えるとホルモンであるセロトニン活性がなされるので、心も強くなる

・やらなければならないことを口に出して叶える公表効果
⇒有言実行は自分の無意識に刷り込まれ、実現可能性を高める

・楽観的になることで成功が舞い込んでくる思考停止法
⇒ネガティブになったら気持ちのスイッチを切り替えて心を前向きに

・手の届く夢を終わりなく作り続けて
⇒自分を小さく見積もらず、大きな夢と目標を持つことでその通りになる

・成功するには人も自分も褒めまくること
⇒脳は自分のことと他人のことを区別できないため、褒めることでセルフイメージを高められる

・夢をリアルにイメージすると現実化する完了形効果
⇒絶対に叶えたい夢は、もう叶ったものとして感謝する癖をつける

・よく笑う人ほどお金儲けが得意である
⇒カラ元気でも笑っていればミラーリング効果により幸運が伝染する

・自分を動かすためにはご褒美をたっぷり用意する
⇒報酬の自己暗示により、持っている力以上の結果を出せる

・レスポンス(反応)の早い人は仕事ができると思われる
⇒考えずに即答して、具体的な話は後から詰めると良い

・会話のキャッチボールでお客様に信頼感を与えて
⇒卑屈になったら信頼されない。一人でしゃべり続けないように

・お金のためでなく「人のため」がより大きな力を産む
⇒人間は他人のために頑張る方が能力が開花する

・モヤモヤや悩みを消すには、文字にして書き出すと良い
⇒書き出すことにより脳が自動的に処理してくれて解決の糸口が見える

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

次回、第29回「お客様を惹きつける心理術」は来週月曜日に掲載予定です。

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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