『カラダが資本!』これは皆さんがよく耳にする言葉なのではないでしょうか?
特に介護の必要性が拡大化する中で、仕事上カラダを酷使して限界まで追い込んで、怪我をしてしまってから病院や接骨院などに駆け込む方が多いのではないでしょうか?
未然予防の重要性
「健康第一」という言葉を特に高齢者の方からよく聞きます。
これは怪我・病気をしてから改めて気づかされることなのではないでしょうか。
健康についての重要性を、日常生活の中で深く考えることは少ないと思いますが、周りの友人や家族が病気や怪我をして改めてご自分自身も考える事があると思います。
しかし、人間生きていく中で、《カラダが動かなくなったら》《痛みで出来ることが減ったら》どれだけ長い人生の中で楽しみが減ってしまうと思いますか?
筋肉・神経なども疲労を蓄積しています。
その蓄積が、ふとしたタイミングで限界が来て、一生うまく付き合っていかなくてはいけない障害になり得る状態になります。
つまり、いつ自分のカラダが限界を超えるかは自分しか分からないということです。
通ってる治療院はあなたに合っていますか?
『あなたの周りの先生は、どこまであなたに寄り添ってくれますか?』
これが、まず第一に信用できる指標になると考えます。
肩書き・実績に惑わされていませんか?
《痛みを緩和する》《癒しを求める》という考えで通うことは必要だと思います。
ただ、あなたのことを本当に考えている施術者であれば痛みの改善後も、予防を前提とした【なる前のならないケア】をしっかりと勧めてきてくれるでしょう。
そして、定期的にあなたのカラダの状況を把握し、適切なアドバイスをくれるはずです。
接骨院と整体の違い
簡単に表現すると、
接骨院=国家資格(保険適応)
整体=民間資格(保険外)という形です。
接骨院の先生方は、3年もの月日をかけてカラダの基礎を学び国家試験を合格し、取得します。
整体院の先生方は、独学でカラダの構造学を学び、実践で培った臨床を重ねて自分の技術に磨きをかけます(接骨院の先生ももちろん同じです)。
少し脱線しますが、音楽家の方に健康産業にも共通する面白いことを聞いたことがあります。
《プロ音楽家志望》週7日で8時間ほど練習をしている方と《趣味で音楽をしているお医者さん》週2日と帰宅後数時間ほど練習をしている方とでどちらの上達の方が早いでしょうか?
答えは後者の《趣味で音楽をしているお医者さん》です。なぜでしょう?
それは、音楽というものを仕事としか考えていないで練習をしているか、ただ本当に好きで音楽をやっているかの違いです。
私自身、どちらも否定するつもりはありませんが、国家資格を持っている、持っていないという判断の仕方をするより、カラダのことが本気で好きで、あなたに寄り添ってカラダを見てくれる人をオススメします。
実費と自費とは?
前述で、接骨院(国家資格保持)と整体(民間資格保持)の違いについて書きました。
実費とは、国からの補助が出て、本人の負担額が3割というものです。
自費とは、保険外なので、負担額が10割というものです。
今までは、《肩が痛い》《腰が痛い》などで簡単に保険適応で3割負担になってましたが、現代、【超高齢化社会】と言われる高齢者が3、4人に1人の時代になり、国の補助できる医療費が数十兆円単位でマイナスになる見通しがついています。
ということは、これから簡単には保険を使えなくなってくるということです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
自分のカラダは自分次第
前述に対する解決策は、あなた自身が持っています。
それは、【未然予防】です。
怪我をしないために自分のカラダを自分で守ってあげることが一番の解決策なんです。
そのためには、前述に書いた通り、《しっかりとあなたに寄り添ってくれる先生》を探し、怪我をしないためのカラダ造りまでサポートしてくれる信頼できる治療家・施術者・トレーナーを見つけ、継続することが必要になってきます。
【なる前にならないケア】という言葉を忘れず、長い人生を楽しみましょう。
まとめ
◆今後、保険診療が安易ではなくなってくるので、未然予防の重要性。
◆国家資格保持者と民間資格保持者で差別するのではなく、《あなたに寄り添ってくれる施術者を信頼する。
◆信頼できる治療家・施術者・トレーナーを見つける。
◆健康のキーワードは【なる前にならないケア】