ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第7回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第7回「占いビジネスの方向性」についてご紹介いたします。

3、占いビジネスの方向性

①個人鑑定…値段設定が重要(高すぎるとお客様がつかず、安すぎると信用性が落ちる)
⇒まずは知ってもらうことが全て

・路上占い(10分2000円)…最も手軽、天候に左右されやすい、トラブルが起きやすい、同じ場所でやり続けることが大切

・自宅・事務所での占い(30分5000~10000円)…HPの開設、ブログを書く、自分のアイディア次第で好きにできる、維持費がかかる、女性の場合注意が必要、シェアオフィスを借りるのも手料金は路上よりも高めでいい。精神的な苦労はあるが満足度が高い
電話鑑定…回収可能性が低い(たいてい後払いのため、工夫する必要有り)
メール鑑定
チャット鑑定

②団体所属…いかに周囲から抜きん出るかが重要
⇒文章がを書くのが得意なら占いライターからでも良い。書きながら知識を身に付け、独自の占いを構築できれば本を出す機会にも恵まれ、チャンスもある。
・占い団体…安全で確実に始められる、占い師の人脈ができる、お金の回収が確実、プライバシーの安全性、売上の半分はマージンとして取られると覚悟、自分のお客様が増えない、組織内でトップになることが前提条件
・雑誌連載(1本30000~50000円)
・著書の出版(印税が50万~100万)
・ウェブの原稿執筆(1本2000~5000円)
・占い学校講師(1時間30000~100000円)

③タレント占い師…とにかく占い師として個性が必要
⇒派手なパフォーマンス、テレビ用の占いの手法、などなど役者的な要素が必要。テレビ映えするかもポイント。ただし、打ち切りもあるので諸刃の剣。
・テレビ出演(1本10000~30000円 ※事務所所属タレントなら別だが、事務所に持っていかれる)
・イベント活動(1時間10000~20000円)

☆初めは占い団体所属、ライターとして活動、知名度をつける⇒その後独立、が最もリスクが少ないか
☆占い団体所属で稼げるお金の上限は20万、多くて30万円だと覚えておく。
☆基本、広告や看板を出してもそこまで効果はない
☆占いサロンの場所もそれほど大きな問題ではない、強いて言えば自分をどんなふうに見せたいかに尽きる
☆占いビジネスの一番の本質は、「いかに安心・信頼を得るか」。胡散臭い商売なので、透明性・公正性が必要。占いの技術の前に、礼儀・コミュニケーション能力、人間性が先に立つ。顔を出すこと、名前を出す(本名じゃなくてもいい)ことも大事。
☆鑑定料金は下げるのは簡単だが、上げるのは難しい。大事なのは付加価値をどれくらいつけられるかということ。自分が限界と思う料金の2倍が目安になる。結局、キャンペーン等で値下げすればお買い得感は出る。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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