ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第21回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第21回「ドラッカー的占いビジネスの在り方~エグゼクティブ編その2~」についてご紹介いたします。

(エグゼクティブ編)

1、「集中とは、『真に意味あることは何か』『最も重要なことは何か』という観点から時間と仕事について自ら意思決定をする勇気のことである」
『経営者の条件』P.152

成果を上げるために欠かせないのは「集中力」である。同時並行して物事を完成させるよりも、ひとつひとつのことを完成させていくほうが効率的といえる。そのためには、集中できる環境を作ることが大事である。そこで、取り組むべきでない仕事を決めて「捨てる」ことが必要になる。

(NG)
顧客の満足のため、「今日の運勢」を無料で毎日丁寧に占って作成し、サイトもしくは何らかの媒体にアップしていく。

基本的に無料で提供する情報は無料だけの価値しかないため、顧客の反応が薄くやりがいが無くなる。また、他にやるべき仕事が入ったときに仕事量が多すぎるとパニックになる。

(Good)
「今日の運勢」を無料で毎日提供し続けるのは大変なので、「今月の運勢」や「今年の運勢」を作成し、おおまかにその月の運勢を情報媒体にアップしていく。

緻密なものよりもある程度おおまかな情報を無料で提供することにより、顧客はその詳細が知りたくなる。その結果、詳細を知るために鑑定の依頼が多くなる。

2、「コンピュータのおかげで、これまでは反応するだけだった人たちのきわめて多くが、真の意思決定者、真の執行者とならなければならなくなる」
『経営者の条件』P.209

現代はコンピュータ社会となり、日常生活においてコンピュータはもはや必須と言えるまでになってきている。しかし、コンピュータは与えられた作業を繰り返し遂行することは得意だが、指示なしでは動かない。一方で人間は自分で判断し、応用して物事を考えることができる。それぞれ一長一短だが、コンピュータはあくまで道具に過ぎない。最終的に決定するのは我々人間の役目なのである。

(NG)
占い師自身の直接鑑定は避け、占いのシステムや鑑定内容を詳細に組み上げて、コンピュータで鑑定できるようにプログラムすることで、占いビジネスに着手する。

「エンターテイメント」としての占いと考えると成功であるが、ひとりひとりに即した繊細な鑑定内容を提供することはできない。おおよその傾向は掴めるものの、情報から決められた結果を提示するだけである。

(Good)
占い師自身も直接鑑定をしつつ、あくまで占いをエンターテイメントと割り切る部分において鑑定内容をシステム化しコンピュータにプログラムして提供する。

占い師自身の持ち味をプログラムの文面から確認できるため、顧客において判断することが可能になる。また、不特定多数の顧客に向けて情報を発信できるため広報媒体として有益といえる。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

 

 

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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