ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第46回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第46回「タロットの展開法」についてご紹介いたします。

タロットの展開法

では、タロットのスプレッド法(展開法)を紹介しています。

タロットカードの占いでは、単にカードをひいて適当に並べて、カードそのものの意味を読むのではなく決まった並べ方(展開)に従ってカードを並べてゆき、そしてそのカードの置いた場所の意味とカードの意味の両方の複合で占うのが基本となります。

スプレッドはとても多種多様にあり、オリジナルとしての応用も割と簡単です。

初級編で紹介するものは、オーソドックスな展開法ですが、一般に知られているものや紹介されているものには、

《スプレッドの名称の違い》
《並べ方の順序の違い》
《並べ方法則の違い》
《並べられた場所の意味の違い》

など多くの違い(バリエーション)があったりするのですが、スプレッドの基本が『枚数と形状と内容と意味』で成り立っているという事さえわかっていれば、数多く存在する様々なスプレッドも基本的に大きな違いがあるわけではない事もすぐにわかると思います。

今回、お教えする展開法は2つです。

・ワンオラクル

・ヘキサグラム

ひとまずこの2つをマスターすれば、タロット占いをすることは可能でしょう。
それでは見ていきましょう。

■ワンオラクル
質問に対して1枚だけカードを引く占法です。ワンカードスプレッドともいいます。
単純ですが白黒がはっきりしやすく、他の占法との組み合わせの応用も可能です。

占いたい内容を一枚だけおみくじのように弾いて、その意味を判断するという方法です。

■ヘキサグラム
三角形を2つ重ねたような図形を描きながら7枚のカードを展開して占います。これは最もポピュラーなタロットの展開方法と言えるでしょう。

このくらいの枚数になると、バリエーションや応用も多くなり順序や場所の意味が複雑に変化する事もあります。上向きの三角形(男性)と下向きの三角形(女性)の重なりという事から、
恋愛問題などにも向くスプレッドでもあります。

1枚目: 過去。2枚目: 現在。 3枚目: 未来。 4枚目: 周囲の状況や環境。
5枚目: 願望。無意識の望み。 6枚目: 問題解決のための手段。とるべき行動。
7枚目: 最終結果。問題の核心。

タロットカードについて

それではいよいよタロットカードの意味について紹介していきます。

今回皆さんにお教えするのは、大アルカナというものです。これは0から21までの22枚の各事柄を象徴した絵の描かれたカードで、時代によって描かれている絵柄は変化しているものの、一部のカードを除いて意味はほぼ引き継がれています。大アルカナは、枚数が少なく、象徴的な意味を強く持つため、大アルカナだけを使用して占う方がダイレクトに結果が分かります。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

次回、第47回「タロットカードの正位置・逆位置」は来週月曜日に掲載予定です。

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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