③月に50万円稼ぐには
鑑定料を上げる
タイミングは引越し、○○周年、お客様の殺到などなどの際に上げるのが無難。鑑定料を上げると、お客様の数は減りますが、占い師としての格は上がります。直接鑑定以外の固定収入がシッカリあれば、安心して上げられるでしょう。
アプリ収益
占い師として月に50万円以上稼げるようになれれば、あなたは5万人の中の1000人に入っていると思ってください。この段階で、自分の監修アプリを持っていることは必須です。理由は二つで、一つは毎月のアプリ収入(業界最高は5%、最低でも3%)が入ってくるためです。もちろんはじめの月が最も売上が高く、だんだん下がっていくのですが、初月でだいたい500万円は有料課金の売上があがるので、月に15万円は確保できます。もちろん自分で告知をするのも有効です。二つ目の理由に、有名占い師さんのほとんどがアプリを持っているという占い市場の実情があるからです。逆を言えば、アプリを出すことが出来れば、あなたも有名占い師の仲間入りを果たせるということです。
イベントを仕切る
自分が占い師を集めて占いイベントを仕切る(マージンを頂く)と、その来客数と占い師の稼働次第ではかなりの額を稼ぐことが可能です。最終的にはお客様との一対一ではなく、一対多数の形態を作り出すことができれば、収入は飛躍的に上がるでしょう。ただし、一緒に組む占い師さんの印象がそのままあなたの印象になるため、人選が重要になるでしょう。イベントはお客様の印象で成否が決まるので、占術よりも人としてのエチケットやマナーのしっかりした人を選ばないとうまくいきません。また、パフォーマンス性も必要です。
そして、イベンターさんらと繋がりを持っておくのも大切です。イベントに呼ばれるチャンスが増えるからです。私の場合は、ミキツーリストさんと親しくさせて頂いていたので、GWに香港台湾占いツアーにお呼ばれしたといういきさつがあります。ただし、自分にとって不利な条件のものは断る勇気も必要です。基本的には、交通費・宿泊費・食費すべてイベンター持ちで、日給○万円という形態が一番理想でしょう。集客が必要な会社、旅行代理店、生命保険会社などが狙い目です。イベントの時はあまりでしゃばらず、エンターテイナーとしてお手伝いさせて頂いているくらいの気持ちでやるのが上手く立ち回る秘訣です。
つづく。
(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)