ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第25回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第25回「占いビジネスを成功させるための心理テクニック」についてご紹介いたします。

⑤占いビジネスを成功させるための心理テクニック115

1、思いのままに人を動かす心理術

・動作を真似ることのシンクロ効果
⇒あくまでもさりげなく、お客様の動作を真似るだけで心をつかめる

・先陣を切って自己開示すれば相手の本音を聞き出せる
⇒お客様の話の中に自分の個人的な経験を入れることで心を開いてくれる

・結論を会話の最後にすると相手を納得させられる
⇒お客様が興味があるとわかったら、最後までじっくり焦らせるのが効果的

・男性には励まし、女性にはお願いで思いのままに動かせる
⇒男女の性差も鑑定のうえで考慮するべし

・お客様に反論させないためには、話を一度受け止めるイエス・アンド法を
⇒そうですね、でもこちらの○○もいいのではないでしょうか?と一旦受け入れて意見を通す

・デメリットを述べてのお客様の信頼を鷲掴みに
⇒短所や欠点を伝えつつ鑑定することで信頼度がアップする

・お客様の話や見た目を見抜いて鑑定中に話をするだけで信じる
⇒鑑定を当たったと感じさせるテクニックとして、わかっていることでも指摘する

・目線を先にそらすことで会話の主導権を握ることができる
⇒話の主導権を握る場合に有効なテクニック

2、売上がアップする心理術

・最初から全部売ろうとしても誰も買わないときはマクドナルド法で
⇒まずは商品をバラ売りにして足し算追加オプションで稼ぐ

・個人ではなく多数意見あることを強調して
⇒「みんなの意見」ということを盛り込むと、こちらの言い分が通りやすくなる

・下手な理屈屋・学者よりも愛嬌のある占い師になって
⇒言葉だけでなく、仕草と表情のコミュニケーションで差をつける(鏡で練習)

・具体的なデータを示すとどんな相手も信用する
⇒○○%、△△人、□□分、など具体的な数字を鑑定に盛り込むと信用をゲット

・自分の悪いところも話したほうが、長く付き合ってくれる
⇒良いも悪いも両方見せて、リピータになってもらう

・難しいお客様に対しては時として強気で
⇒危険性を指摘することで話を聞いてくれやすくなる

・戦略やデータも見て触れるものには絶対に勝てない
⇒最終的には実物を見せることで相手を落とせる

・奥手なお客様には、プライベートトークを切り出すのが有効
⇒慎重な相手には、まず世間話から始めるのが良い

・相手の二面性を指摘することで当たったように感じさせるバーナム効果
⇒○○な部分もありますが、意外と△△なところがありますね。というフレーズ

・手に入れるのが難しいものほど、人は欲しくて仕方がなくなる
⇒自分の希少価値を上げるために、高い鑑定を設定するのも有効

・ドラマ性のあるトークにお客様は引き込まれる
⇒鑑定のデータを言うだけではダメ。時として鑑定結果と違うことを言う勇気も必要

・粘り強過ぎは嫌われるだけ。潔く出直しがカギ
⇒相手の反応が悪い時は、自分の意見を一旦下げて

・話す速度を使い分けて
⇒ゆっくり丁寧に話すシーンは結論や確信に、それ以外はやや早めにすると熱意が伝わる

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

脇田 尚揮の最新記事

記事はありません。