ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第13回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第13回「アプリ監修とさらなる可能性」についてご紹介いたします。

テレビの功罪

テレビは視聴率を重視する世界なので、真面目な占いでは通用しません。エンタメ要素が高くて少しぶっ飛んだ、でもわかりやすい内容が好まれます。また、嘘やヤラセも演技の一つと思って取り組まないと干される危険性もあります。普通の占いスタイルとは切り離して、パフォーマーとしての占いを準備しておかなければいけません。また、自分をある程度殺しながら出演するケースも多いので、見極めも大切です。ただ、一度出演すれば他の依頼も入りやすくなります。まずは仕事を選ばずトライしてみることです。

ちなみに、ギャラは少なく、反響はそこまで期待しない方が良いでしょう。当たればいいや位の気持ちでいないと肩透かしを食う場合もあります。ただ、当たればお客様の数は飛躍的に伸びるでしょう。

気をつけるべきは、自分のスタイルが歪められて視聴者に伝えられる恐れがあることです。自分の売り出し方の軸をブラさないようにしないと、収拾がつかなくなります。また、レギュラーなど番組が続いているうちはいいのですが、突然打ち切られる場合もあるので、デイリーな仕事をおろそかにしてはいけません。

アプリ監修とさらなる可能性

アプリを出すにはアプリ会社からの依頼が基本。真に大事なのは出したあとの活用術です。一昔前はアプリ(携帯コンテンツ)を一本出せば60万くらいになっていました。でも現在はそこまで伸びません。そこで、知名度としてのアプリと考えていく姿勢が必要です。アプリを出している占い師だということをブログ・HPでもうたい、お客様への信頼を得るように告知するのです。

アプリの売り上げ次第では、リリース直後などランキング等で1位を獲得することも少なくありません。そしたらそれが実績になります。私の場合もLINE占いで細木数子先生を抜いて1位を獲得したことが成功のきっかけになりました。実績は恥ずかしがらず、周知のものにすべくアピールしてください。仮に自分で占いを構築していなくても、アプリという世界だけの話でも、実績自体は嘘ではないので、どんどん告知すべきです。

まとめ

これら情報発信・アピールをはじめとする、書籍出版・テレビ出演・アプリリリースが上手く連動することによって、あなたも年収1000万円を叩き出す占い師になれるはずです。この頃には、鑑定料金も30分数万円になっていることでしょう。初めにも言いましたが、占いの技術や経験年数などは全く関係ありません。誰でもいつからでも年収1000万円クラスまでは到達できるのです。要するにいかに知名度のネットワークを作り、自己ブランディングを確立させるかということです。

そして、一対多数の形態で仕事ができるようになり、ゆくゆくは自分が占い組織を作ったり、セミナーや講義をやっていくことになるでしょう。そうなればあとは寝ていてもお金が入ってくるようになります。

年収が1000万円を超えると、全国5万人の占い師の中でもトップ100に入ることになります。そして、この講座の目標は、皆さんもトップ100人の占い師の仲間になってもらうことです。

このコラムを参考にしてくださったすべての皆さんが、年収1000万円を超えられることを心より願っております。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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