ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第12回

年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第12回「年収1000万円を超えるには」についてご紹介いたします。

➃年収1000万を超えるには

雑誌の連載・書籍を出版するには

自分独自の占いを企画したものを送るのがセオリー。出版社や雑誌社に企画を持ち込むことから始めるのが良いでしょう。私の場合はまず、自費出版で書籍の形を作り(『BirthdayStone366』)それを出版社に送ることで、扶桑社にて商業出版にこぎつけました。雑誌の場合も毎月の運勢をHPに掲載しているのを、雑誌社の方が見つけてくれて連絡が来ました。とにかく、発信することが大切です。

また、企画が通るかどうかは面白みがあるかどうかによるので、切り口とオリジナリティとシンプルさが大切になってきます。例えば、ダイエットと12星座を組み合わせた「12星座ダイエット」なんかは面白そうですよね。そして、一冊出版、掲載されれば、あとはその実績を武器に次へとつなげていけば良いのです。はじめの一冊が一番ハードルが高く難しいので、とにかくどんなやり方でも出せば勝ちです。ちなみに書くのが苦手でも大丈夫です。印税は低くなりますが、ライターさんに中身を膨らませるよう依頼することも可能です。

テレビ出演できるようになるには

ライターとして面白い切り口の内容を発信していくのが確実。私はこれまでに多数テレビ出演してきたのですが、そのきっかけは全て情報を発信してきたことによるものです。自分からテレビ局に営業をかけたことは一度もありません。例えば、ハピズムというサイトで書かせて頂いた「官能風水」(風水と房中術を組み合わせたオリジナル風水)は上京して2ヶ月たらずでMXTV「ハーフタイム」に拾われ、出演となりました。NOTTV「青木隆治のエンタマ」でレギュラーになったのも、Hな心理テストが面白いということで出演の連絡を頂きました。

テレビの中身を決めるのは、プロデューサーですが、たいてい構成作家さんやADが検索をしたりして出演者を探しているのが実態です。そのため、ライターとして顔と名前を出して仕事をしていれば、こちらからお願いしなくても依頼がやってくるわけなのです。もちろん面白い内容のものを出し続けることは必須ですが、ライター料を頂きながら出演以来のチャンスがあるなんて美味しいと思います。ライターは大変な部分もありますが、積極的に取り組むべき仕事と覚えておいてください。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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