占い師として知っておいてほしいこと
◆結果に関しての捕らえ方・考え方
要するに「○○したいができますか?」のイエスorノー二択ではなく、
「○○するために自分はどのようにすればよいか」というHowの視点がとても大切
そして、鑑定結果で自己満足(占い依存)をしてはいけない。
意欲を創出するために使うべき。(背中を押してもらう)
◆目標達成に占いは使えるのか?
占い師ができること…
上記「Howの視点」をもって、なりたい自分像に現在の自分を近づける。
そのための方法論を示すとともに期限を定めてあげる。
つまり、叶えたい夢の計画表を一緒に作ること。
また、そのためのモチベーションを高めるものとして、鑑定結果をお伝えする。背中を押す。後はお客様次第。
※良い結果と悪い結果は表裏一体。結局のところ、良い結果でもあぐらをかいていれば叶わない(当たらない)し、悪い結果でも対策まで提示して努力すれば回避できる(好転させられる)。結果に一喜一憂するのではなく、常に「Howの視点」を持っているお客様は必ずと言っていいほど成功あるいは幸せになっている。
①ドラッカー的占いビジネスのあり方
仮に地方のしがない占い師がドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(はじめに)
私自身、占いのお店を「経営」するうえで何度となく勉強させてもらった一冊「ドラッカー」の著書から学んだエッセンスを、占いビジネスだけでなく全ての業種に共通するものとして一般化しながら話すことができれば面白いのではないかと思いました。
ドラッカーの著書の面白いところは、「こうすればいい」という答えが書かれているのではなく、「どうすればいいか」の公式が書かれてあるところにあると私は思います。100人の経営者がいれば、当然経営のあり方も100通りあるでしょうし、どの方法が正しいとも言えないでしょう。しかし、経営者であるうえで「外してはいけない公式」は確実にあると思います。
今回は、占いビジネスの切り口を「ドラッカー的」に説明しつつ、「経営者としてのツボ」を楽しくお話できたらと思います。
テーマは大きく分けて、
・マネジメント編
・ビジネススタイル編
・マーケティング編
・エグゼクティブ編
・チームワーク編
・サクセス編
です(キーワードは全18)。
さて、私がドラッカーを読み、実践して感じたこと。それは、
「経営者が占い師になるのは比較的容易だが、占い師が経営者になるのはかなり難しい。」
ということです。
この言葉の意味がコラムの最後には分かっていただけることと思います。
それでは、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
つづく。
(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)