ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第32回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第32回「ホロスコープとは何?」についてご紹介いたします。

西洋占星術 初級編2

◆「ホロスコープ」とは?
出生時のホロスコープとは、あなたが生まれたその瞬間の惑星の位置を、分かりやすく表した図です。ホロスコープは通常、円の形をしていて12の「ハウス」と 呼ばれるセクションに分けられています。そして惑星たちは、それぞれに「エネルギーのタイプ」やそれが「どう表れるか」を反映します。そして、ハウスはこれ らのエネルギーが発せられる人生における「分野」や「環境」を示しています。

※ホロスコープは有料のパソコンツールもありますが、無料のものならこちらがオススメです。なお、実際に使い方を解説するのは上級編からです。
http://goisu.net/chart/

◆占星術に出てくる「惑星」とは?(上級編で解説します)
占星術では主に、10個の惑星が取り上げられます。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星そして冥王星です。

地球はどうするのか、と思いましたか? 占星術は、地球を中心に考えるのです。つまり、宇宙の中で地球は動かないものと考え、そんな地球上の、自分のいる場所から見た他の10の惑星の見え方で、物事を占っていきます。

それぞれの惑星は異なったエネルギーを放っています。そしてこれらの惑星がホロスコープのどこにあるかで、地球上の私たちの生活は影響を受けるのです。

◆「ハウス」とは何でしょう?(上級編で解説します)
あなたの生まれたときのホロスコープの図に記載されているハウスを 見ると、惑星や星座があなたの人生に与えている、より具体的で詳細な影響をピンポイントで読み解くことができます。たとえば、あなたのホロスコープで「牡羊座」のところに「金星」があるとします。そしてあなたの親友も、同じく牡羊座に金星を持っているとします。しかし、同じ牡羊座の金星を持っていても、2 人の金星は恐らく異なったハウスに属しているでしょう。それによって、牡羊座の金星の持つエネルギーは、あなた方の人生の全く別の側面に対して影響を与えることになり、2人を違う人格にしているのです。

ハウスは正確な出生時間から導き出されるもので、占星術で使用する12のハウスのそれぞれが、人生の異なったエリアに関連しています。そのエリアは恋愛関係やコミュニケーションのスタイル、そして精神世界とのつながりにまで及びます。

◆「アスペクト」とは?(上級編で触れます)
惑星が宇宙の中を動いていく過程で、惑星同士がいろいろな「角度」を形成する場合があります。これらの角度は、惑星と惑星との関係や、2つの惑星が一緒になってもたらす影響について教えてくれます。
主なアスペクトは、 コンジャンクション(0度)、セクタイル(60度)スクエア(90度)、トライン(120度)、クインカンクス(150度)、そしてオポジション(180 度)です。調和がとれていて好ましいとされるアスペクトがある一方で、ストレスを感じさせ好ましくないアスペクトもあります。
占星術家は、これらのアスペクトを活用して、あなたの毎日の運勢から世界の大きな変化に至るまでを予測するのです。

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

次回、第33回「西洋占星術 初級編3」は来週月曜日に掲載予定です。

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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