ゼロから売れっ子占い師になるためのメソッド 第34回

今年で占いを始めて14年目になる筆者が、ゼロから占い師を目指す人のためへのメソッドをレクチャーするコラム。地方アーケードの路上でワンコイン(500円)占いからスタートした経歴の持ち主ゆえの、占い師として活躍するための誰でもできる方法論を拙著より抜粋し余すことなくお伝えいたします。今回は第34回「12星座の3区分」についてご紹介いたします。

西洋占星術 初級編4 12星座

◆三区分

活動性質、行動形態による三分類の事を指します。

サインは活動して固定して、柔軟に変化して、また活動して固定して、柔軟に見て…と言う行動を繰り返します。この活動形態で分けると、サインは活動、固定、柔軟の3つに区別出来ます。

それを受けて3 つの区分は、活動宮、固定宮、柔軟宮と呼ばれ、行動の特性を表します。どの星座も3区分のいずれかひとつに影響を受けています。これらの区分はそれぞれ、春夏秋冬の4つの季節における特定のポイントによって定義されています。活動宮は新しい季節の始まり、固定宮ではその季節の重みが深まり、柔軟宮は季節の締めくくりです。

秋を例にして考えてみましょう。秋分は9月22日です。この日は太陽が天秤座に入る日でもあります。秋分を境に秋が始まりますから、天秤座は秋という季節の始まりで、活動宮ということになります。蠍座は秋の中ごろに始まるので固定宮です。そして太陽が射手座に入ると、秋は締めくくられるので、射手座は柔軟宮です。

・活動星座・活動宮(Cardinal)
牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座。

活動、活発、出発、運動、を表します。 自分の考えを優先し、新しい事を始めたり、スタートを切る事が好きです。自分から率先して動き始める性質の象徴であり、結果的に外から見ていると、活動的、積極的、自発的で時には攻撃的にうつります。

強い自意識や自己主張、指導力、迅速、即断即決、決断力などの要素を持ちます。自分の活動について、オンオフの切り替えスイッチのある星座、デジタルな星座…と言う例え方も出来るかもしれません。

考えるよりはまず動く…と言う感じで、スタートダッシュはしますが、ダッシュをかけた後の、持続力はそれほどではありません。同じ事の繰り返しには一番苦手で、飽きるとまた新しい視点を探します。
牡羊座 個人で活動
蟹座  グループで活動
天秤座 社交で活動
山羊座 社会で活動

・不動星座・不動宮(Ficsd)
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座。

不動、安定、維持、定着、抵抗を表します。 自分の考えを優先し、今ある物を維持していったり、現状を保守する事が好きです。自分の活動姿勢に対しては、オンオフの切り替えスイッチのような物のほとんど無い星座…と言う例え方も出来るかも知れません。

結果的に職人気質や頑固、物事に対するこだわりが強いような印象になります。持久力、持続力、忍耐力、抵抗力、蓄積、継続などの象徴ですが、必ずしも変化 を一切しないと言う意味ではありません。まったく未知の方向に始める事に、抵抗感があるだけで、例えば今あるものの基本的な性質は変えずに、より良い形に コツコツ改良を加える…などは不動星座は得意です。

決断には時間がかかりますが、一度決めたら簡単にはあきらめずにがんばります。
牡牛座、物質を保守
獅子座、自己表現を保守
蠍座、 信条を保守
水瓶座 ライフスタイルを保守

・柔軟星座(変通星座)・柔軟宮(Mutabl)
双子座、乙女座、射手座、魚座。

柔軟、変化、適応、対応を表します。他人の考えを優先し、それに対応したり、外界の状況にあわせるのが上手です。方向性が違うだけで、活動星座も不動星座も、自己中心的といえば自己が中心です。そしてその分類で言うのなら、柔軟星座がいわゆる他者中心的と言えるのですが、自分が変わるとか、自分が無いとか言う事では無いですから、他者優先的…といった方が、より近いかもしれません。

悪く出るとマイナス思考になったり、忙しく動き回る割には、自己の達成感のような物が感じられない、自己矛盾に陥るなども起こりかねませんが、普通は適応力が高く、人とのコミュニケーションやサポートに能力を発揮します。

双子座、情報に柔軟
乙女座、仕事に柔軟
射手座、思想に柔軟
魚座  人情に柔軟

つづく。

(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)

次回、第35回「四元素」は来週月曜日に掲載予定です。

株式会社 ヒューマン・ライフ出版 代表取締役 ミンストレールグループ 代表理事 株式会社 人とくらしラボ 取締役 占い歴15年、心理カウンセラー、首座僧侶、企業危機管理士 現在30社の取締役・顧問を務める。

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