4、いざ独立して売れる占い師になるには
①セルフプロデュース
占い師名
⇒占い師名は自由なので、本名でも偽名でも構いません。(私の場合は本名です。お客様に信頼してもらえるようにと、この仕事を以外の道に付けないように退路を断つためでした)。初めは馴染まないかもしれませんが、慣れてくるとしっくりきます。
・年齢が上になっても使えるものがいいかもしれません
・師匠や高名な占い師さんにつけてもらうのも有り
・あ行の名前だと少し有利かも
・インパクトも必要
・複数もつのも有り
本を見ながら鑑定してもOK
⇒後述しますが、売れるためには占いの知識はそこまで必要ありません。大事なのはお客様とコミュニケーションできることです。そのため、私の思う占いビジネスはタイミングさえ誤らなければ、本を開いて見てもいいと思っています。一番ダメなのは、言いたいことを言えず余裕のない占い師さんなので、手製のノートに雰囲気のあるカバーなどをかけて自分だけのテキストを用意しておきましょう。そこからキーワードを引っ張りやすくしておくと、安心して占いができるはずです。ただし、核心に迫る場合やお客様がh無しをしている最中に見るのは厳禁です。
お客様が来たい!と思えるようなHPを作る
⇒現代では占い師もHPやブログを持つのは必須です。どこで占いをしているのか、どういった人物なのかを発信する場がなければ誰も鑑定に来てくれないからです。地図の掲載、住所があれば最近は誰でもスマートフォンで検索可能なので、最低それらは載せましょう。(ただし、高額を取るようになると、場所だけ掲載して鑑定依頼後、サロンの住所を教えるという裏技もあります。)さらに自分の実績を紹介していく場所としても活用すべきです。ある程度自分でHPをさわれれば、便利でしょう(htmlタグなど)。
また、ブログは自分の最新情報を発信する場として活用します。また、占いについての考え方や、自分独自のオリジナル占いを無料で掲載することで読者(見込み客)が付きます。ここで大切なのは、自分の独自性です。どんなものでもいいので、他のテーマとドッキングさせると面白くなります(私の場合は心理学でした。他にファッションや食べ物などと絡めた「12星座○○占い」を作るのです。私はこのやり方で、鹿児島で開業してから1ヶ月後に東京のメディア媒体「マイスピ・現Glitty」に掲載されました)経営学的に言えば、無料で有益な情報を発信することで売上につながるというわけです。(この時の客様の理想の心理状態は、「この先生は無料でこれだけのものを書けるのだから、実際の対面はどれくらいすごいのだろう?」です)ちなみに、単純計算で言えば1000人アクセス数があるとすれば、そのうちの1人がお客様になると考えてください。
・HP・ブログは必須
・占いの場所(地図、住所)・プロフィール・どんな占いか・値段を掲載
・自分の実績を写真入りで掲載
・自分オリジナルの無料占いを掲載して見込み客を呼び込む
・有益な情報を発信し続けるとメディアから取材が来る
・自分でhtmlタグなどを使ってさわれると便利(中級者)
・可能ならSEO対策のため、重要なキーワードを盛り込む(上級者)
5万人いる占い師の中で抜きん出るには、様々な切り口が必要なのです。
つづく。
(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)