人生100年が当たり前となる時代が現実のものになろうとしています。
“先進国で2007年に生まれた子どもの半数が100歳以上まで生きる”という驚きの予測も。
世界の重要課題を議論する「ダボス会議」でも、長寿社会への関心が急速に高まっています。
そんな話を港区のある部長としていて「100歳まで生きられると思うとあと4回しか観られないと思っていたFIFAワールドカップが10回も観られる。
「何だかウキウキしてくるね!」と言われまして、人生100年をポジティブに捉えると60歳が人生のピークで、60歳以降はさらに自分がやりたかった事にチャレンジできそうな前向きな気持ちになってきます。
ひとり一人が人生100年と想定して人生設計を前向きに考え直す
そうすると、まだまだこれからやりたいこと、ワクワクすること、楽しい事が思い浮かんで、そう簡単には病に伏せたり死んだりなんてしいてられません。
このワクワク感が、八方塞がりで閉塞感漂う日本の市場で企業もこれからどう進むべきか?深い悩みを解決するキッカケになるのではないでしょうか?
高齢者向けビジネスと言えば介護事業?
高齢者向けビジネスと言えば、まずは介護事業を想像される方が多いです。
高齢者=介護の方程式がどなたの頭の中にも浮かびがちです。
しかし現実は、75〜80%の高齢者は自立して生活をしております。
自立している高齢者への健康寿命延伸へ繋がる、介護予防、自立支援などという名前ではない、彼らが役割を持って活躍できる場が、あるようで無いのが現状です。
元気なシニアのエネルギーを無駄にしない
超高齢社会、少子高齢化、この先益々シニアの数だけ右肩上がりで増え続けます。
いずれ自分もシニア・高齢者の仲間入りです。周囲を見渡すと健康を気づかい日々体を鍛えて、認知症予防で学び続けて、それだけで時間をつぶしているシニアがとても多いです。
特に男性で一流企業退職者が。
この有り余るエネルギーをただ自分のために運動して学ぶことで消化していると数年で退職直後のクォリティより確実に低下して行くのを目の当たりにしてきました。
人は人の為に役に立ててこそ、生きがい・やり甲斐・喜びを感じ、生きていて良かったと実感するものです。
この元気で知的なシニアの方々のエネルギーを上手に活用し、地域の世代間での支援の仕組みや子育て支援、企業でも若者の仕事を取らない新たなシニアの活躍の場を創生できれば、シニアの健康寿命延伸につながり、民間の力で超高齢社会の課題解決につながるものと考えられます。
クールシニアとは?
健康意識が高く、新しいことにチャレンジし、役割を持って社会に貢献し、多世代と積極的にかかわり、シンプルで自律的な生活を意識して行動しているシニアのこと(2017年版定義)。
私たちOCSJは、クールシニアを目指す40代以上を対象にしたクールシニアの募集、養成およびクールシニアの会員組織“クールシニア・クラブ”の運営を行います。
クールシニア・ムーブメントとは?
クールシニアの活躍で、多世代、地域×企業、地域×地域が繋がり、社会全体が循環する成熟した超高齢社会へ転換。
超高齢社会の日本版成長モデルを世界に発信、世界の超高齢社会問題解決へも繋がります。
1964年の東京五輪を開催した当時は世界で最も高齢化率の低い国の一つだった日本が、2020年には世界で最も高齢化率の高い超高齢先進国となります。
2019年〜2021年のゴールデン・スポーツイヤーズを観戦するために日本を訪れる世界の人々は、同時に、超高齢社会が抱える深刻な問題の数々をどのように日本は解決しているか、解決しようとしているかを自分の目で観察しようとしてやってきます。
そこで私たちOCSJは、以下のようにクールシニア・ムーブメントを起こすべく活動を始めています。
1.首都圏を中心にクールシニア・クラブ会員1万人を創出し、500社の企業および地域自治体と共にクールシニアの活躍の場を創生する。OCSJは、クールシニアを目指す40代以上を対象に、クールシニアの養成と組織化、地域や企業での活躍の場の創生、世界への情報発信の役目を担います。
2. 1万人のクールシニアがゴールデン・スポーツイヤーズに国内の至る所で活躍している様子を世界に発信します。
まとめ
40代以上の我々が、今からクールシニア目指して、多くの諸先輩クールシニアから賢く学びながら、人生100年時代へチャレンジしてワクワク生きて行ける社会へと積極的に変革していくことが、クールシニア・ムーブメントに繋がるのではないでしょうか。