西洋占星術 初級編3 12星座
◆12星座を性別とエレメントとクオリティでみる
十二星座はその性質のどの部分に視点を置いて分けるかで、いくつかの分け方、分類方法があり、グループに分類されます。
以下の二分類、三区分、四元素は非常に応用範囲が広くて、本当にこの三種類の分け方の組み合わせだけでも、相当な活用性があります。
ここではまず、代表的な分類をお話しします。
●男女の性別区分による二分類
●活動性質、行動形態による三区分
●地水火風の四元素による四区分
◆二区分
性別区分(セックス)による分類。
自分から供給してばかりでは無くなってしまいますし、受容してばかりではパンクしてしまいます。また外ばっかり行ってると中が見えませんし、中ばっかり見てると外がわかりません。
結果、サインは男→女→男→女→…と、順番に変わっていきます。
外向性か内向性かで考えれば一番ピンと来ます。関心やエネルギーの向きが外に向かって出てゆくか、中に向かって入ってゆくか…。
男性、女性その物と言う意味もありますが、それらを含めたさらに広い意味での、外向と内向、ポジとネガ、能動と受動、アウトプットとインプットのような関係になります。当然、男性の中にも女性的な部分、女性の中にも男性的な性質はあると考えます。
この二区分に限らず、男性でも女性でも一個人の中に、本来全ての性質、要素が入っていると考えます。
・男性星座
牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座
外向的、能動的、積極的、陽性、アウトプット、供給性、プラス、表面、
自己実現(結果的に他者の抑制)男性的、自己中心的、自己表現的、鈍感性
などを意味します。
・女性星座
牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座
内向的、受動的、消極的、陰性、インプット、受容性、マイナス、裏面、
自己の抑制(結果的に他者の実現)女性的、他者中心的、模倣的、敏感性
などを意味します。
後述の四元素のうち、火と風が男性星座、地と水が女性星座になります。
男性星座が積極性や変化、勇気と理論、論理、情報、知恵を担当して、女性星座が感覚、快不快や現実感と感情、情感、霊感などを担当します。
つづく。
(脇田尚揮/ミンストレールグループ代表理事)
次回、第34回「西洋占星術 初級編4 12星座」は今週金曜日に掲載予定です。