何かにチャレンジすればするほど自分と向き合うきっかけが出てくることはありませんか?たとえば他人と自分を比べてしまったりとか。
あの人はこれもあれもできてすごいなぁ、とかキラキラしてるなぁ、と思って落ち込んでみたり…
他人は他人、自分は自分とわかってはいてもモヤモヤしてしまう原因は何なのでしょうか?
今回はこの比較についてヒアリング美容師yukariの目線で少し紐解いてみたいと思います。
これは何のサイン?
がんばればがんばるほどついつい人と比べてしまうコレってなんなのでしょうか?
1つは成長願望が強いというサインだと思います。
無意識のうちに「いまよりもっと」を求めているのかもしれないですね。
もう1つは自分の「求めているものを見直して決める時期」なのかなと思います。
この求めているものを見直す時期というのを砕くと、以前の「自分が欲しかったものが手に入っていますよ」というサインです。
ものというのは、物理的なものかもしれないし、思想などの目に見えないものなのかもしれません。
ゆったりと時間をとって振り返ったときに、自分にとって以前とどんな違いが起こっているでしょうか?
どちらにしても素晴らしいお知らせのように私には感じます。
一瞬ネガティブのような感じもしますが、見方をちょっと変えるだけでスーパーポジティブにとらえることができるのです。
一番しんどいのは他人と自分を比べてしまったとき「比べたってしょうがない!こんなこと考えてちゃだめだ」と思った自分をダメだと否定することです。
思ってしまったのだからしょうがないです(笑)
これはこのまま受け入れましょう。
「いま自分はこう思っているんだな。そっか~」って。
そして、すぐに「よし!これはステージアップのサインだ♬」と切り替えられるといいですね。
そもそも比べられるものではない
「人」という括りだと枠が広くて、一人ひとりが全然違うということを見失ってしまいがちなのかもしれません。
そもそも比べられるものではないというのをわかりやすく例えると、トマトとナスを比べるようなものなのです。
野菜という枠でみたら同じ野菜です。
しかし個別で見てみると、トマトは栄養価も高くリコピンが含まれていて生活習慣予防や老化防止の力があると言われています。
また冷やしトマトなどの主体となるときもあればトマトソースなどのように全体の味をまとめる役割もできます。マネージャーのような感じでしょうか(笑)
ナスはポリフェノールを含み体内を活性化したり、疲れを解消したりする力があります。
また比較的どんな調理でもなじみやすく、焼きナスのようなメインでも野菜炒めの野菜たちの1つとしても使えるという特徴があります。
個人戦もチーム戦でもいけるといくわけですね。
このようにトマトとナスはそれぞれが違った個性をもっているわけです。
なのでトマトがナスになりたくてもなれないように、ナスはトマトにはなれません。
ということは、比べてみても仕方のないことなのです。
トマトはトマトとして活躍し、ナスはナスとして活躍すればよいのです。
「トマトの強みとは?」「ナスの強みとは?」「あなたの強みとは?」
自分の強みを追求して、自分の個性を最大限に発揮し、素晴らしい日々となりますように。